コレガのNASボックス CG-NSC2100GTを購入してみました その2

さて、仕事も終わったのでCG-NSC2100GTを起動してみました。
HDDの相性問題などは発生せず、すんなりと認識して動作してくれました。

ディスクのフォーマットなどの設定を行います。が・・・
RAID0(ストライピング)とRAID1(ミラーリング)しかありません。。
小規模用途のNASですので高速さも必要ないですし、ミラーリングをするほど重要なデータを扱うわけでもないので、JOBD(スパニング)を使おうと思っていたのですが・・

内部ではLinuxが動作していると思われますので、小変更で対応可能だと思われますので、ファームウェアアップデートの際にはJOBD対応になればなあ、と思っています。

とはいっても対応するかどうかもわからないものを待っていても仕方ありませんので、RAID無しで1ディスクずつ独立した運用を行うことにします。

メニューには、RAID0とRAID1しか表示されませんが、RAID0を選択して、適用するディスクを1台だけ選べば独立したディスクとして扱うことが出来ます。

設定後の画面はこのような感じです。

なお、1つ目のディスクアレイを作成すると自動的にいくつかフォルダが作成されます。
削除することも可能だと思われますが、特にディスクスペースを圧迫するものでもありませんので、自分の場合は放置しております。

そして読み書きの速度ですが、FastCopy ver1.91を使用して合計110GBのファイルを無線LAN(802.11g)環境で書き込んだ場合の平均速度は2.1メガバイト/秒〜2.2メガバイト/秒です。
もちろん無線LANボトルネックとなっているようですので、2台目のPCから同時に書き込みを行っても同等の速度が計測できます。多重アクセスにもどうやら強いようです。



無線環境下で使用を考えている場合は十二分の性能ではないかと思われます。

また、動作音ですが、非常に静かで快適です。冷却ファンのコントロールも行っているので、HDDの回転が停止しており、かつ温度が一定温度を超えていない場合は間違いなく無音です。
自分の場合、夜中に使うことが多いのでうるさいハードディスクやファンはあまり好ましくないのですが、この静かさならたとえ居間に設置しても安心して使うことが出来ます。寝室に設置しても大丈夫かは・・わかりません(笑)

ギガビット環境下での転送速度などについては今のところ計る予定も機材もありませんので何ともいえませんが、無線LANやFastEthernet環境下で使う限りはお勧めのNAS機器だと思いますよ。

こちらからCG-NSC2100GTが購入できますので、興味あるかたは是非・・