Hyper-VにWindowsServer2003 R2(x86)を導入 その1
WindowsServer2008に実装される仮想化技術「Hyper-V」にWindowsServer2008やLinuxを導入している例はいろいろあるので、今更日記にすることもどうかと思いますので、あえてWindowsServer2003-R2の32ビット版を導入するとどうなるか、といったところを実験してみようかと思います。
それに、Hyper-VにWindowsServer2008を導入するというシチュエーションは新規システムの立ち上げには有効ですが、既存の分散されたサーバを1サーバに統合するというマイクロソフト社の提案するソリューションにはあまり合致しませんので、この際、現在一番使われているであろうWindowsServer2003、しかも32ビットが使い物になるかを実験するのは今後においても面白いのではないかという狙いと、実際にはやらなければならない仕事のネタができたという2つの狙いがあります(笑)
☆Hyper-VにCentOSを導入するのはここら辺にあります☆
統合サービスの導入いかんによってはVMBusが使えない場合も発生しますが、それの有無で速度が10倍近く変わることがあると開発元の方も公式か非公式かはわかりませんが仰っていることですので、そこら辺がキモになってくるのではないかと思われます。
Hyper-V ノード構成
- CPU:1CPU
- MEM:1024M
- HDD:40GB(C:に20GB D:に20GBを割り当てる予定)
1.セットアップ
ISOデータをマウントしてHyper-Vをブートすると通常のインストーラ画面が表示されます。
HDDも問題なく認識しているようです。標準IDEをエミュレートしているので当然といえば当然ですが。
インストール用のデータがHDDにコピーされ、ブートした後も全く問題なく進行しています。
続きはまた後日お伝えしますが、インストール初期段階では問題なさそうです。