IIS7.0でファイルアップロードサイズを変更する方法

IIS6.0では、ASP(ActiveServerPages)でファイルアップロードをする際、管理スクリプトから以下のコマンドを発行することで、アップロード上限値(POSTのバッファ最大値)を変更することができました。

cscript adsutil.vbs set w3svc/ASPMaxRequestEntityAllowed (許可する最大バイト数)

または、MetaBase.xmlの次の値を変更しても同じ結果です。

AspMaxRequestEntityAllowed="許可する最大バイト数"

IIS7.0では、MetaBase.xml単一の管理から、それぞれ別のコンフィグ管理に移行されました。また、IIS動作中の直接記述変更がIIS6.0より難しくなった、またはできなくなってしまいました。(本当に不可能なのかは試していません。)
その代り、IIS7.0をインストールされると設定変更用のコマンドラインツール「appcmd.exe」が提供されていますので、そちらで変更が可能です。

たとえばASP(ActiveServerPages)でのファイルアップロードサイズを変更する場合、以下のコマンドで可能になります。

appcmd.exe set config -section:asp -limits.maxRequestEntityAllowed:(許可する最大バイト数)

コマンドの登録が成功すると以下のメッセージが表示されます。

WindowsServerのバージョンが上がるに比例してコマンドラインが重要になってきますね。